幼児から初めて中学３年まで、３つのステージ（音声獲得期、文字学習期、総合学習期）を段階を追って進めていきます。子供の発達と言語習得の自然な順序に基づいています。

最初は、音声インプット中心になりますが、十分な音声インプットがあってはじめて、正しい発音や読み書きの基礎となるフォニックスへ進めるのです。また、フォニックスをしっかり身に着けると、自信をもって読み書きに移ることができます。

子供の成長に合わせた、長いスパンで４技能を目指しています。

４技能の基礎が身についた後は、多読、会話、スピーチなどを通して、自分のことから身の回りのこと、世界のことまで話題を広げながらコミュニケーションの幅を広げていきます。

基本的には、グループレッスンです。

なぜなら、英語の知識やテクニックを学ぶ塾ではないからです。インプットした英語を生徒同士で使いながら覚えていきます。

同年代のお友達と年齢に合った話題や内容でコミュニケーションすることが大切です。

ただし、生徒が集まらない場合は個人レッスンも受け付けています。お子様の成長は待ってはくれません。

（個人レッスンになった場合は、個人レッスンの料金となります。）

また、現在コロナ渦のため、グループレッスンといっても２～３人の少人数で行っております。また、状況によっては、オンラインレッスンも行っております。

当教室では、英語をコミュニケーションの手段として使っていくことを目指しています。コミュニケーションを行うには、文法、語彙、発音、語法を知っている能力（これらは受験英語が得意）だけでなく、使える能力（ジェスチャー、顔の表情、イントネーション、声の大きさ、積極性）なども同時に伸ばしていくことが大切です。なぜなら、コミュニケーションの７０％は非言語要素から成り立っているからです。

文法については、コミュニケーションのための最低限のことを学習します。まずは、コミュニケーションを優先して指導していきます。

フォニックスとは、英語の音と文字の関係性を学ぶ音声学習法で、もともと英語圏の子供たちに読み書きを教えるために開発されました。フォニックスを学ぶには、①英語の音に十分慣れ親しんでいること、②アルファベットの大文字、小文字の読み書きができることが前提になっています。この二つの土壌がなければ、フォニックスを教えてもうまくいきません。フォニックスを学ぶと、正しい発音が身に付きますし、合理的に読み書きできるようになるので、自分から読もうとする意欲が育ち、読めた、書けたというように、生徒の自信がつきます。英語学習の自立が始まります。

子どもこそ、英語だけの環境でレッスンを受けることが効果的です。大人と違って、子供には曖昧さ耐性（多少わからないことがあっても気にしないこと）がありますから、わかるところから推測していく力が育ちやすくなります。

年齢が低いほど、日本語フィルターを通さずそのままの音をインプットできる力があります。

また、英語のインプット量が格段に上がります。何より、英語は実際に使うものであるという例を示すことにもなります。

英語を使える英語に持っていくためには、英語を英語のまま理解する力が必ず必要になってきます。

自分のできるようになったことは、人前で堂々と発表することを大切にしています。

普段のレッスンでも、発表の機会があります。

その際、表情、姿勢、声の出し方、ジェスチャー、目線などわかりやすく伝えるための指導も行います。聞く側も、しっかり耳を傾け発表の後は英語で、ほめる、感想を言う、質問をするなどを習慣にしています。そうして、子供たちは少しずつ英語でコミュニケーションすることに自信をつけていきます。

コロナ渦になる前は、会場をかりて発表会をやっておりましが、現在はオンライン発表会となっています。mpiパートナー教室よる合同オンライン発表会も行いました。

英語より日本語に接する時間が長ければ、全く心配はいらないそうです。

それどころか、1歳までに母語の理解に必要な音の聞き分けができるようになるそうなので、その時期に英語にふれると、音に対する理解の幅が広がりますし、５～６歳までは、日本語フィルターを介さず、聞いたまま言葉を真似する能力が備わっているそうなので、この時期に英語をはじめると、英語の正しい音が身につきやすくなります。また、小さいうちから英語に触れておくと、英語だけでなく、日本語の反復力、語彙力も上がる傾向があるという実験結果もあるそうです。

また、第二言語習得論の分野では、"Older is faster, younger is better"　という考え方があり、「大人の方が発達した認知能力を使って短期的には素早く学習することができる。ところが何年もたってくると、若い時に始めた人の方が、より母語話者に近い外国語を身につけるようになる。」（外国語学習の科学、著者：白井泰弘より）と言われています。